2016.12

2016年12月21日(水)『歌舞伎座12月1部、あらしのよるに、松也可愛い』

歌舞伎座、12月の一部は、「あらしのよるに」、新作歌舞伎である。きむらゆういちの絵本を新作歌舞伎に仕立てた、昔の菊五郎劇団の木下順二の民話劇のようなものだった。人間が出てこない舞台で、嵐の夜に、真っ暗な山小屋に、山羊のメイ(松也)が避難している。そこに狼のがぶ(獅童)が避難してく...

2016年12月8日(木)『歌舞伎コラム 仮名手本忠臣蔵の魅力』

 仮名手本忠臣蔵が、赤穂事件を題材にしたものであることは、当然のことながらよく知られている。元禄14年(1701年)3月14日、播州赤穂藩の藩主、浅野内匠頭が、江戸城松大廊下で、高家、吉良上野介に切りかかった事件が発端で、切りかかった理由には、諸説あるが、詳細は不明である。切りつ...

2016年12月6日(火)『文楽仮名手本忠臣蔵の第二部を観る』

 国立劇場小ホールでの、文楽の第二部を観た。午前中から歌舞伎の仮名手本忠臣蔵の第三部を見て、4時半から、文楽の第二部を観た。相当ヘビーで疲れた。 文楽は、七段目の祇園一力茶屋から始まった。最初に、斧九大夫と鷺坂伴内が、一力茶屋に入る。由良之助が、本当に、討ち入りするのか、あるいは...

2016年12月6日(火)『国立劇場文楽、仮名手本忠臣蔵一部を観る』

 国立劇場の文楽の、仮名手本忠臣蔵の第一部を観た。大序から、六段目までが一部となっていた。私は、あまり文楽を観てこなかったので、同じ、国立劇場で10月から三か月かけて、通しで上演されている歌舞伎の仮名手本忠臣蔵と、見比べてみたかったのである。人形浄瑠璃を、歌舞伎に移した忠臣蔵、2...

2016年12月6日(火)『国立劇場の12月公演、仮名手本忠臣蔵の通し公演の最終月』

 国立劇場の12月公演、三か月に渡る仮名手本忠臣蔵の通し興行の最終月である。今回は、八段目の道行旅路の嫁入りから、十一段目まで演じられた。幸四郎と梅玉が、今回の顔、座頭である。 七段目の祇園一力茶屋の、大きな人間ドラマの後に、一服の清涼剤として、舞踊の「道行旅路の嫁入」、を見る分...

2016年12月5日(月)『国立劇場文楽、仮名手本忠臣蔵一部を観る』

 国立劇場の文楽の、仮名手本忠臣蔵の第一部を観た。大序から、六段目までが一部となっていた。私は、あまり文楽を観てこなかったので、同じ、国立劇場で10月から三か月かけて、通しで上演されている歌舞伎の仮名手本忠臣蔵と、見比べてみたかったのである。人形浄瑠璃を、歌舞伎に移した忠臣蔵、2...

2016年12月5日(月)『国立劇場文楽、仮名手本忠臣蔵一部を観る』

 国立劇場の文楽の、仮名手本忠臣蔵の第一部を観た。大序から、六段目までが一部となっていた。私は、あまり文楽を観てこなかったので、同じ、国立劇場で10月から三か月かけて、通しで上演されている歌舞伎の仮名手本忠臣蔵と、見比べてみたかったのである。人形浄瑠璃を、歌舞伎に移した忠臣蔵、2...

2016年12月4日(日)『12月歌舞伎座、第三部、二人椀久、京鹿子娘五人道成寺』

歌舞伎座の12月は、三部制となっていて、第三部は、玉三郎と勘九郎で、二人椀久。そして玉三郎、勘九郎、七之助、梅枝、児太郎の五人で、京鹿子娘五人道成寺が、今日の演目だった、三部制で、一等席は1万五千円。第三部は、二人椀久と京鹿子娘五人道成寺の踊りの二本立て、踊りだけで、一万五千円と...