2017.12

2017年12月26日(火)『国立劇場の、吉右衛門の梅の吉兵衛』

12時開演の、国立劇場の、吉右衛門の梅の吉兵衛を観に行く。隅田春技女容性(すだのはるげいしゃかたぎ)が正式な演題である。その前に、雀右衛門の今様三番叟がでた。 今様三番叟は、何故、今、この舞踊を見ないといけないのか分からなかったが、雀右衛門に風情があり、美しきもあり、踊りは、悲壮...

2017年12月10日(日)『12月歌舞伎座2部。らくだ、蘭平物狂』

 第二部は、らくだ、と蘭平物狂。らくだは、何回も見たが、大阪の言葉でのラクダは、初めて見た。最高に面白かった。腹を抱えて笑った。歌舞伎でこんなに笑ったのは、初めてだ。これまでは江戸弁でしか見た事がなかったが、上方落語を歌舞伎に移した新作歌舞伎なので、考えようによっては、大阪弁の方...

2017年12月10日(日)『12月歌舞伎座、1部、中車の瞼の母と、玉三郎の楊貴妃』

 歌舞伎座の一部は、愛之助の実盛物語と、松緑の土蜘。実盛物語は、仁左衛門に仕込まれた愛之助が、斉藤実盛を華麗に演じた。源平布引滝は、1749年寛延2年、人形浄瑠璃として初演され、実盛物語は、三段目に当たる。 歌舞伎の見取り公演で、よく出る演目で、仁左衛門のあたり役だ。仁左衛門から...

2017年12月9日『12月歌舞伎座第三部、中車の瞼の母と、玉三郎の楊貴妃』

 平成29年を締める、歌舞伎座大歌舞伎。今月は、若手に主役を譲り、3部制で行う趣向だった。第三部は、中車の瞼の母と、玉三郎の楊貴妃の2作品。瞼の母は、勘三郎、幸四郎、松緑で観たが、中車の瞼の母は、初演なので初めて、玉三郎のお浜も初演である。 長谷川伸の新作歌舞伎なので、中車には、...

平成29年12月5日(火)「BS句会特選2句、やった面目を取り戻す」

朝起きると、普通の状態で、安心した。昨日は、寝にくく、毛布を一枚よぶんに乗せたからか、布団全体が重く、布団に包まれながら、体が回転しているようだった。ただ熱は、なく、やはり健康な体には、羽毛布団と、毛布二枚は、重く感じたのであろう。明日はテレビ担当なので、髪の全染めを尚美がしてく...