2017.06

2017年6月22日(木)「歌舞伎座昼の部、浮世風呂、弁慶上使を観る」

 先日、仕事で見られなかった六月の歌舞伎座の昼の部を、幕見席で、観に行った。浮世風呂が千円、弁慶上使が1500円だった。 浮世風呂は、舞踊で、常磐津の演奏で猿之助が踊った。「こけこっこう」と鶏の鳴き声が二回聞こえて、朝湯の準備と分かる。㐂のし湯という銭湯の三助が、現れて、湯加減を...

2017年6月6日(火)『六月歌舞伎座夜の部、鎌倉三代記、御所五郎蔵、一本刀土俵入』

 歌舞伎座夜の部に行く。六月の歌舞伎座は、鎌倉三代記、御所五郎蔵、一本刀土俵入の、若干重い演目三本、見る前から疲れそうなプログラムである。 鎌倉三代記が始まると同時に、いきなり睡魔が襲い、鎌倉三代記、絹川村閑居の場は、すっかり寝てしまった。三浦之助は、松也が演じ、前髪姿の美しい若...

2017年6月3日(土)『歌舞伎座6月昼の部、名月八幡祭、浮世風呂、御所桜堀川夜討』

 歌舞伎座の昼の部で、名月八幡祭を観た。 名月八幡祭は、池田大伍作、池田弥三郎演出の新作歌舞伎である。深川一の芸者美代吉に、越後の実直な商人新助がほれ込んで、翻弄された末に、新助は気が狂い、八幡祭りの夜、美代吉を殺害すると言う悲劇である。  観終わって、何か疲れが残った舞台だった...