8月14日(水)『ゴールドジムの夏季休暇への提言』

昨日、ゴールドジムの原宿に、午後3時頃トレーニングに行ったが、ロッカーに空きが見つからない位で、これまでに経験した事がない大混雑だった。ある程度の混雑は予想していたが、更衣室から、ジムに出ると、殆どのマシーンが埋っていて、空いているマシーンを探すのが難しいほどの混み様だった。混雑の理由は、他店舗が夏季休暇に入り、休んだ店の会員が、一気に原宿店に流れこんだためだ。

ゴールドジムは、かつては、店ごとに会員を募っていて、契約した店でトレーニングするシステムだったが、今は関東エリア会員といって、契約した店だけでなく、関東内のどのジムでもトレーニングできるという契約が主流だ。毎日日替わりでジムを変えることも可能だし、原宿店が休みでも、他店に行けば、トレーニングできる。これはこれで、合理的なシステムだと思う。特に若い人は、住んでいる所、学校に近い所、バイト先に近い所と、便利に使い分けているようだ。

私は、原宿店単独の契約で、原宿店以外は利用しないが、原宿店には、他店が休みだと、ゴールドジムの拠点店となっているし、原宿駅、明治神宮前駅に近く、大変便利な場所に店があるので、他店が休みになると、会員が、集中する訳である。

でも、毎年同じ様に、大混雑が予想されて、現実に大混雑しているのに、事実上大混雑を放置しているのは、大いに疑問だ。根本的に、スポーツクラブは、サービス産業だと言うことを忘れていると、私は思う。ゴールドジムの休みは、お盆の期間中に、AグループとBグループに分けて取るが、何故お盆の期間中に休みを作らないといけないのだろうか、ジムはサービス産業なので、会員がお盆休みの時こそ、ジムは休んではいけないのだ。普段会員となってはいても、忙しくて利用できない人が、お盆休みなので利用しようと思う人は、多いと思う。

ではどうしたらいいのか。年間の統計上、この日は会員の利用が少ないと言う日が、必ずあるはずだ。そういう時期に、ジムは夏季休暇の代わりの休みを取り、お盆休みで、会員が利用を考える時期には、ジムは営業するべきなのだ。スポーツクラブは、健康産業ではあるが、サービス産業であることを、強く認識しなければならない時期に来ていると思う。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

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