8月12日(月) 『筋トレできるのは健康だからだ』

健康という言葉は、肉体と精神、両方で使われるが、今回は、肉体の方を考えてみる。

私は、68歳のこれまで、大病や大怪我をした事がなく、骨折さえ経験したことがない。血圧は正常だし、持病はないから、常用薬は飲まない。頭痛もしたことがないし、肩こり、腰痛もないので、肉体的に、違和感を感じたことがなかった。肉体の健康は、私にとっては、ごく当たり前のことで、健康を特別に意識する事はないまま生きて来た。勿論、だからと言って、健康に無関心なのではなく、人間ドッグには定期的に行って健康をチェックしている。お陰様で、大きな問題点はなく、今日まできてしまった。68歳と前期高齢者になっても、体は、若い頃と同じ様に動いている。勿論年齢に応じた老化は進んでいるだろうが、その老化自体も、さほど感じてこなかったのである。

健康な状態とは、どんな状態なのか考えてみると、まず病気や怪我をしていない事が挙げられる。健康診断や人間ドッグで、異常や病気が見つからず、血液検査の結果が正常であれば健康と言って良いだろう。血圧は正常で、高血圧を抑える薬を飲む必要はなく、常用薬はない。体に痛みが全くなく、四肢が自由に動き、骨や関節も痛いところはなく、歩いたり、走ったりでき、仕事に支障なく、セックスもできる。ジムでも筋トレできる。こんな辺りが、まあ自分が健康状態であるという実態であろう。

私は、体に関しては、異常を意識しない状態、健康を何も考えない状態が、健康である事の何よりの証明だと思っている。私は、筋トレが好きで、毎日ジムに行って筋肉に刺激を与えているが、ジムに行けば、普通に筋トレが出来る事が、健康な状態だと思っている。筋トレをして、筋肥大を狙い、筋肉痛を起こすというのも、その裏に、特に意識しない健康状態がベースになっているのである。

毎日、普通に筋トレができるのは、大変ありがたい事だと思う。せっかく健康に恵まれて筋トレが出来るのに、筋トレで、関節や骨を痛めたりするのは問題で、注意しなければならない事だと思う。私にとっては、筋トレできる状態が、まさに健康状態ということになるのである。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

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