3月31日(日) 『小沼さんのポージング教室雑感』

毎週土曜日の8時45分から、中野にあるゴールドジムで、小沼さんのポージング教室が開催されている。原宿のゴールドジムに長年通っていても、中野で開催されている小沼さんのポージング教室の案内はされた事がなく、トレーニング仲間から、つい最近教えてもらったので、参加する事にした。これまで原宿で大河原さんのポージング教室で教えていただいたので、いわば他流試合の感覚で参加した。

3月15日と30日に中野に行き、小沼さんのポージング教室に参加した。男女30人程が参加していて、皆さんやる気満々の顔をしているし、顔だけではなくて、すでに減量が進んで、明日にでも大会に出られそうな、絞った身体を持つ人もいる。

スタジオに来た人の順番に、小沼さんの前に立ち、鏡の前で、規定ポーズを次々に行って、小沼さんがアドバイスしていく。小沼さんは、口で言うだけでなく、掌で気に掛ける筋肉を軽く叩いて、注意を促している。皆さん真剣な表情で、アドバイスを聞き、実践しようと必死だ。

一人一人順番に小沼さんにアドバイスをしてもらった後は、男女別に、参加者全員が舞台に立って、審査を受けている感覚で、規定ポーズを繰り返す。小沼さんは座って、審査員の目線でチェックする。小沼さんの眼を見ていると、ひとりひとりの身体と、目を見ているようで、視線が絡んだ人に、言葉や体の動きで、注意を与えている。私もよく視線が合い、脚のカットを忘れている、気を抜くなと再三注意を受けた。

規定ポーズは、一巡で終わるのではなく、何回も何回も繰り返して行うので、中には汗びっしょりになっている代謝の高い人もいる。私は余り汗を搔かない方だが、上半身は汗が滲む。何回も繰り返して行うので、息が荒れて来るし、筋肉に乳酸が溜まって行く。長時間忘れがちな脚のカットを出し続けるのは辛い事で、筋肉に力を込めていると、とても疲労する。でもこの位長時間ポーズを繰り返す練習をしないと、舞台に立ってポージングする時に、きっと足のカットを出し忘れるだろう。何より短時間でポーズを決める練習になる様だ。

小沼さんのポージング教室では、何より参加者の真剣な表情が気持ちがいい。スポーツをしている実感を受けた。私は脚のカットを忘れがちになるので、再三中止を受けた。充実した小沼さんのポージング教室だった。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

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