1月26日(土) 『痩せると言う事』


「最近太って来たから、痩せないと駄目だ」、日常会話によく出て来る言葉だ。医者から健康に悪いから痩せろと言われたり、洋服がきつくなったり、腹回りが緩くなったりと、痩せないといけない理由は人様々だ。

ボディビルやフィジークの大会に出場する選手は、出場する大会までに、必ず痩せる事になる。それは、ビルダーやフィジーカーは、大会直前になると、ぎりぎりまで脂肪を落とし、筋肉だけの身体を作り上げたいからだ。

早い人は大会の半年前あたりから減量に入る。理想は、大きくした筋肉は減らさないで、脂肪だけを落としたいのだが、そうは問屋が卸さない。ここが難しい所である。痩せる方法は、色々あるだろうが去年は、伊勢コーチの指導もあり、炭水化物と脂質ダイエットに挑んだ。朝はサラダと珈琲、勿論ミルク抜きだ。昼はサラダとプロテイン40グラム、夜は牛肉か鶏肉を200グラムから300グラム食べた。付け合わせは、食べないようにした。この食生活をきちっと守り、去年1月から5月初めにかけての四か月で、体重を、68キロから58キロまで、10キロ落とすことができた。10キロ体重が落ちた事で、身体中の脂肪が落ちて、脂肪の中に沈んでいた筋肉の形が見えるようになった。デブから多少筋肉質の身体になって嬉しかった。上腕二等筋に二つの山が見えたり、三角筋に縦のカットが見えてきたり、脚に複雑なカットが見えるようになり驚いたものだ。

10キロ体重を落としたが、記録を見ると、10キロ痩せた内、四分三は脂肪が落ち、四分の一は筋肉が落ちたことが分った。これは非常に嬉しい事だった。できれば、脂肪だけで10キロ体重が落ちれば一番いいのだが、そう上手くはいかないようだ。増量期に増やした体重の全部が筋肉で増えれば最高だし、減量期には落ちる体重全部が脂肪であってほしい。まさに願望ではあるが、そうできる方法があれば、どなたか教えてもらいたいものだ。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

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