やった! 決勝進出、4位入賞!

 東京オープンボディビル大会、マスターズ60歳以上級に出場し、決勝に進出した。

初出場だし、予選だけで終わるものと思っていたが、決勝進出を聞いた時には、驚いた。飛び上がって驚いた。目標をこれで二つ越えた。決勝に残ると、会場で、フリーポージングが出来る。練習してきた成果を出せるチャンスが生まれた。

 フランク・シナトラノマイウウェイに合わせた振り付けは何度も練習してきたので、会場でも、落ち着いてできた。緊張感が、心地よかった。

 順位の発表は、4人が舞台に登場し、思い思いに好きなポーズを取る中、順位が発表される。私は、最初に名前を呼ばれた、4位が決まった。ここまで来たら、人間欲が膨らみ、3位内に入りたいと思っていたが、4位と決まった瞬間、ちょっとがっかりしたが、すぐに、良くここまでこられたと感慨にふけり、嬉しさが、次第に込み上げてきた。

 学習院大学ウェイトトレーニン部の後輩たちも応援にかけつけてくれた。大勢の応援にも励まされた。有り難い事だ。

5月7日(月)『東京オープンボディビル大会マスターズクラス4位入賞』

 大会から一夜明けた。昨夜打ち上げを行い、中華料理をたらふく食べて、寝たが、今朝、体重計に乗ると、62キロになっていた。日曜朝は、59キロだったので、3キロも増えている。1キロ痩せるのに、10日も20日もかかるのに、一晩好き放題に食べると、3キロも増える。人間の体の回復力は、凄いの一言だ。

 スポーツニッポンの芸能欄に、今回の東京オープンボディビル大会マスター60歳以上級4位入賞の記事が載った。昨日バックステージ迄来て取材をし、今日の紙面に載せたいと話していたが、芸能欄に、大きく写真入りで記事が載っていた。私のフリーポージングの最後の演技である、右上を折って前腕二頭筋を強調し、左手を横に伸ばすポーズである。なかなか気迫のあるポーズだった。記事の内容も、取材時に私が話したことを、好意的に書いてくれていた。取材する側にいた人間が、取材されると言うのは、不思議な感覚だが、筋トレをする事で60歳代でも、体が大きく変化する実感と喜びは素直に話したつもりだ。元NHKアナウンサーと言う看板があるから記事になる訳だが、珍しさで記事になるのは、避けたいので、NHKの人間は、仕事も一生懸命やるが、余暇を利用して様々な分野で活躍している事も強調しておいた。一芸に秀でた者は、二芸にも、三芸にも通じると言う事を言いたかった。

スポニチの記事が、YAHOOにも転記され、トップ項目を数時間維持し、読んだ人間がツイッターで呟き、フェイスブックに書き込んで、拡散していったので、友人、知り合いからのおめでとうメールや電話がたくさんかかって来た。スポニチの記事が、スポニチの読者に読まれるだけでなく、アットと言う間に、インターネットを通じて、発進されていく。その広がり感とスピード感に、メディアの一員として働いて来た私だが、驚くとともに、その影響反応は凄いものだと知った。6日は、TOKIOの山口さんが契約解除されたという事が、社会的関心を集め、他に大きな事件事故がなかったので、紙面にゆとりができたのだろう。スポニチさんが、取り上げてくれた事で、ボディビルのイメージが、多少でも上がったとしたら嬉しいし、中高年が、筋トレを始めるきっかけになったら、望外の喜びである。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

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