4月23日(木) 「なぜ食堂でマスクが売られているのだろう」

原宿GGの休業でトレーニングが出来ない状態が続いていたが、いつもパーソナルトレーニングをお願いしている伊勢さんの新宿の小型ジムでトレーニングした。ジムは、新宿区役所前の便利な場所にあった。私も伊勢さんもマスクをつけてのトレーニングで、窓は開けて空気を入れ替えている。器具の消毒も行い、コロナウイルス対策は万全だ。

今日は、胸と肩をおこなった。ベンチプレスが、60キロで10回上がり、連続して挑戦したが、10回上がった。大胸筋で重さを受け止めて、上げ下げするように心がけた。肩はサイドレイズと、ショルダープレスを行った。サイドレイズは、家でもダンベルでできそうだ。

新宿駅に戻る間、不思議な店を見つけた。薬局を三軒回りマスクがないか聞いたが、いずれもなかった。ところがレストランが、店の前に小さな売店を設けて、テイクアウトの弁当を売っているのかと思ったら、なぜかマスクを売っていて驚いた。なんでここにマスクがあるのだ、きょとんとした、不思議だった。ヤマダ電機に行くまでに、3軒でこのようにマスクを売っていたが、いずれも食堂やレストランで、どういう仕入れルートで手に入れたのか疑問だ。価格は、10枚千円、60枚で五千円から六千円の値段がついていた。「暴利はむさぼっていません」と書かれた張り紙がおかしかった。思わず「暴利だろ」と声が出た。一枚10円ほどの紙製マスクが、10枚で千円は、立派な暴利だ。薬屋では、何時まで経ってもマスクが買えないから、こんな商売がでてくる。新聞にも、30枚で3600円という価格で、通販でマスクが売られている。これもまた暴利である。紙面に仕入れ価格が上昇してるため、この価格になりましたと、もっともらしいことが、書かれている。実に腹立たしいことだ。それにしても、コロナウイルスの危機の中、マスクが手に入らない状態が、こんなに長く続いているのは異常だ。国内で販売される9割が中国製で、マスクの生産が中国で行われているので、中国から日本に容易にマスクが入ってこないのだそうだ。マスクの生産拠点が中国に移っていて、日本の会社が製造しているのに、日本にマスクが渡らないのは異常な事だ。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

ニュース, ナレーション, 司会, 歌舞伎, お茶, 俳句, 着物, 元NHKアナウンサー