4月3(金)「全ての楽しさを奪ったコロナウイルスが憎たらしい!


毎日、コロナウイルスの感染者が、右肩上がりで増加している。幸い、日本では死者は少ないが、どこで感染したか分からない患者が増えてきて、かなり難しい局面になってきた。政府や行政が、不要不急の外出は避けろと要請しても、罰則規定はないから、夜飲みに行きたい人は行くし、バーや居酒屋は、しっかりと営業している。パチンコ屋、マージャン店も営業しているし、風俗産業も経営していて、濃厚どころか濃密接触が可能で、リスクは高い。

中国や外国の様に、町の封鎖などできない憲法の規定になっているから、自主性に任せるしかないのだ。日本人の善意に期待する、これではコロナウイルスの流行を、とても抑えられないと思う。

選抜高校野球の中止、大相撲三月場所の無観客試合、東京五輪の一年延期に続いて、スポーツの大会が次々に中止になっている。私が出場を予定していた東京オープンボディビル大会も中止になった。私の楽しみが次々に奪われていく。三月は、すでに歌舞伎座、国立劇場、明治座の歌舞伎が休演になった。4月の新橋演舞場も、13日まで休演が決まっている。5月からの海老蔵の團十郎襲名も危険信号だ。茶道のお稽古も研究会も中止、八潮高校のクラス会中止,俳句会中止、4月の予定は軒並み全て中止になった。そして昨日、三社祭が10月に延期になったと発表された。5月末にタイのサムイ島に行く予定だったが、もう行けなくなった。こう状況が悪くなると、もう溜息をつくしかない。私の楽しみを全て奪ったコロナウイルスが憎い。いつまで続くぬかるみぞ、逼塞して、コロナ禍をやり過ごすしかないのが悲しい。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

ニュース, ナレーション, 司会, 歌舞伎, お茶, 俳句, 着物, 元NHKアナウンサー