11月17日(日) 『パラ陸上世界大会を見て筋トレのモチベーションをもらった』

世界中の身障者が集って、パラ陸上世界選手権が行われている。眼の見えない人が、伴走者と共に100mを走って11秒台の記録を出し、片足がない人が、ばねの付いた義足をつけて、走り幅跳びに挑んでいる。生まれた時から失明したり、足や腕がない人もいれば、人生の途中で、怪我が病気で足をなくした人も居る。

体に残った正常に動いている足や手を使い、走り、飛ぶ姿を見ていると、健常者の私から見ると、身障者のスポーツは、まことに健気であると思っていた。では、五体満足な私は、パラ陸上や、様々なパラスポーツを行っている人達と比べ、その五体を十分に使っているだろうかと反省しきりである。こう思うと、筋トレのモチベーションが挙がってくるのを感じる。五体満足な体を使い、持っている筋肉を、最大限発達させないともったいないと改めて思ったのである。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

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