5月5日(日)『この一年の筋トレ総評、大会総評』
*大会
ボディビルの登竜門といわれる東京オープンボディビル大会マスターズターズ60歳以上級に、二年連続で出場し、予選を通過し、5位に入賞した。去年は4位だったので、二年連続の入賞と言う事になる。今大会には、10人が出場し、5人が決勝に進出できることになっていたが、10人中5人が60歳になったばかりの選手で、10人が舞台に並んだ時には、予選敗退も覚悟した。レベルは、去年より圧倒的に上がったと肌で感じた。私の眼では、5位か6位で、ボーダーラインと感じた。幸運にもファーストコールで呼ばれたので、決勝に残れるかも知れないと期待感にあふれた。幸い予選を通過し、フリーポージングでは、イル・ディーボのマイウェイを曲に選び、ゆっくりとしたポージングを披露した。何度も練習したので、間違わず演技は終了できた。表彰式では、5人中最初に名前を呼ばれ、5位が確定した。表彰台に上がる事が目標だったので、舞台上でがっかりしたので、4位以上に誰が座ったのか、記憶にない。4位以上の人は、私より、筋肉量もあり、カットも出ていて、公平に見ても、私より上だった。
*一年間のトレーニング
去年4位に入り、すぐに今年の大会に向けて筋トレをスタートさせた。引き続き週一回のペースで、伊勢龍顕さんにパーソナルトレーニングをお願いした。胸、背中、肩、脚、腕と五分割で筋トレをする事にし、種目は伊勢さんが考え、胸の日なら伊勢さんが組んだプログラムをこなし、次回の胸の日までは、同じプログラムをトレーニングする事にした。67歳と言う年齢を考え、伊勢さんは高重量でのトレーニングは避け、低重量で、高回数のトレーニングを多くとった。動作を正確にし、効かせたい筋肉に効かせ、高回数で乳酸を貯めて、筋肉の発達を促す事にしていた。冬に入ると、カットを出す種目が中心になり、このおかげで、例えば脚の縫工筋が見えるようになった。
*トレーニング成果
筋量の大幅な増加はなかったが、体全体のカットが良くなった一年だった。大会時には、体重を55キロ台まで落とし、体脂肪も7,3%と過去最低を記録し、去年の大会時と比べて、脂肪だけで、3キロも減量できた計算になった。特に足のカットは顕著にプラスに出て、縫工筋が常時姿を表せるようになったのが大きい。大腿のカットも去年より改善された。ハムストリングも大きく改善されて、バックダブルバイの時に、ハムストリングを見せられるようになった。三角筋も去年よりは大きくなった。広背筋も広がりが大きくなった。腹筋が45年振りに見えてきたのは、嬉しかった。体脂肪率が7,3%と落ちたので、腹筋が見えて来た、と言う事なのだが、これまでよりは腹筋の種目は多くし、時間をかけてトレーニングした成果ともいえる。従来はアブベンチだけだったが、ノーチラスのアドミナルクランチ、オブリフレクサー、エクステンション、レッグレイズ、クランチ、ニートゥチェスト、スタンディングカーフマシンを使っての体幹運動も加えた。こうした腹筋の多種目に寄る刺激が功を奏したともいえると思う。
*不足を感じた部位
この一年は、もっぱらカットを出すためのトレーニング中心で、筋量が増えなかったと思う。脚の太さ、腕の太さ、大胸筋の厚み、もうワンランク上が欲しいところだ。それから腹周りのだぶついた肉が最後まで取れなかったのが悔やまれる。皺皺感と言うか、見ていて醜い。ようやく腹筋の上から二段が見えるようになったが、三段目はまだ脂肪の中に埋没している。完全にシックスパックの腹筋が姿を現し、臍周りの、皺皺感がなくなれば、来年は表彰台も夢ではないだろう。
*減量
去年の11月1日から開始。月2キロを目標に、減量を始めた。基本は、炭水化物ダイエット、脂質ダイエットを行った。御飯、パンは11月から食べず。朝食は、サラダ、コーヒー、ヨーグルト、1月からは、100グラムのローストビーフを加えた。昼は、サラダと、プロテイン40グラム。夜は、牛の赤身のステーキ300グラムか、鳥胸肉、ささみを同程度食べた。60キロまでは順調に減量できたが、60キロを境に減らなくなり、一か月も60キロで止まってしまった。3月中旬から早朝朝飯前に、1時間の散歩を開始し、ジムでも、30分の早足を加えてからは、体重が落ち始めて、最大で54,7キロまで落とせた。体脂肪率は7,3%となった。
*ポージングについて
原宿ゴールドジムで、毎週土曜日に開催される、大河原さんのポージング教室に加え、土曜日に中野で行われる小沼さんのポージング教室にも参加、水曜日原宿での小沼さんのパーソナルトレーニングでも、教えを受けた。伊勢さんにも見てもらう。フリーポージングは、イル・ディーボのマイウェイを選ぶ。
*来年に向けての課題。
下腹のだぶつき感の解消と、全体的な筋量アップ。身体全体のカット(絞り感)
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