4月28日(日)『ボディメイクは成功した』

ジムの大きな鏡に映してみると、ビルダーの定型に近づいた自分の姿がそこにあり、驚く。まず脚のカットが去年より迫力がある。去年も大腿四頭筋は見えていたが、縫工筋は、見えたり消えたりしていたが、今年ははっきりと見えている。見えると言うより、ずっと見せられるようになった。ハムもバックポーズで見せられるようになった。足全体の太さは、太くなったとは言えないが、カットが去年より一段上に上がった。

腹筋は、去年は、力むと、何とか姿が確認できたが、今年は力まずとも、上二段の腹筋は見えるようになった。腹筋の上に載っていた脂肪が、いつの間にか取れて、脂肪に隠れていた腹筋が姿を現したのだ。大変嬉しい。学生時代以来、45年振りに、腹筋の姿を拝む事が出来たので、ボディメイクの目標が達成できて、無上の喜びを感じている。今回、66キロから56キロへ、10キロ痩せた最大のプレゼントである。ただここまでだと、シックスパックならぬフォーパックで終わってしまう。何とか後一週間で、一番下の腹筋も見えるようにして、堂々のシックスパックを見たいものだ。欲を言えば、腹筋の溝が、更に深いといいのだが、それは欲目である。

三角筋は、去年はほとんどあるかないかの状態だったが、少し大きくすることができた。フロントリラックスのポーズの時に、盛り上がって見える。やはり肩の成長のお蔭で、逆三角形が目立つようになった。

広背筋は、自分の眼では見られないが、伊勢さんによると、去年より、凸凹感と、広がりが出て来ていると言っていた。

大胸筋は、前面の胸筋の間の谷間が深くなったし、形が整えられたように思う。厚みも若干増したのではないかと思う。

腕は去年と変わり映えしない。太くはならなかったが、去年に続き、二頭のピークは高く、少し自慢が出来る。二頭筋と言う位だから、山が二つあるのだが、なかなか二つに分離させるのは難しいそうだが、私の身体は遺伝子的に恵まれていて、山が二つ見えている。親に感謝だ。

こうして部位別に、去年と較べてみると、格段とまではいかないが、一段か二段は成長していると思う。勿論67歳と言う年齢を考えると、筋肉がでかくなったと言うより、筋肉の上の脂肪が取れて、筋肉のカットが際立って見えてきたせいで、一見、マッチョに見えるのだと、冷静に考えている。

このように、去年より身体が、引き締まったので、ボディメイクは成功したと総括したい。ただ大会は別物だ。60歳以上級には、出場選手11人の内、59歳、60歳が5人もいる。どんな体を持った人が出場するのかは、皆目分からない。決勝には、11人の内、6人が残れるが、果たして、入賞できるか、微妙だと思う。去年は初出場で初入賞、4位になった。自分の運の強さを信じるしかない。でも、例え入賞できなくても、一年かけたボディメイクは、成功したのだから満足している。私にとっては、大会は、おまけなのである。