3月29日(金) 『50年ぶりにシックスパックを見られるか』

何とか体重が60キロを切り、59キロ台を維持し、58キロ台を望めるようになってきた。60キロで体重は停滞して、一ケ月程、60キロを上下して、イラついた日々が続き、最後の切り札として、3月16日から早朝散歩、ジムでの早足を取り入れた、が、逆に体重が61キロ台になる時もあり、自分の中では、どうなっているんだと、困惑したが、ようやく三月も終わりになって、何とか59キロ台をキープできるようになってきた。今後は、減量を一気に進めたいところだ。

去年は、必死にダイエットし、体重を10キロ落とし、58キロ台にして終わったが、急速に痩せたので、腹の脂肪は、多少取れたのだが、逆に皺が11本生まれ、この皺は大会まで消えなかった。早いスピードで、腹のぜい肉を落としたので、その上にあった皮が痩せるのについて行けず皺となってタブ付いたのだった。今年は、60キロ台に一か月ほど、上下を繰り返し、一気に痩せる事は出来なかったが、その分、じわじわと痩せたためか、腹筋の上二段には、今のところ、皺はなく、なんと、うっすらと腹筋が見えてきた。更に、去年は見えなかった腹筋の真ん中の縦のラインまで見えてきた。

腹筋を、力まないで見る事が出来るのは、一体いつ以来だろう。大学生の頃見えていた遠い記憶があるので、凡そ50年振りに顔を見せた事になる。嬉しい事限りない。65歳から本格的に筋トレを再開した大きな動機の一つは、割れた腹筋を見たかったからだ。かつては、「お前の腹は、トドの様な腹だな」と、突き出た腹をからかわれたのだが、死ぬまでに、なんとか腹筋を割ってシックスパックの腹筋をみたいという願いからだった。

まだ、ビルダーやフィジーカーの様に、完全な形のシックスパックは見えていないが、上の二段でも、うっすらと腹筋を目視できるのは嬉しいし、楽しい。大会で優勝できなくても、シックスパックの腹筋を見る事が出来れば、それでもう十分である。

私は目標とするため、SIX PACK COMING SOONと書かれたタンクトップを着て、筋トレしてきた。65歳の時に筋トレを再開したが、当時はまだ腹が出ていて、シャツが腹の上に載っている状態で、外国人からは、「何時シックスパックは来るんだ」と笑われたものだった。でも、うっすらと腹筋が見えてきて、愈々シックスパックが近づいて来た。もし一番下の腹筋が見えれば、このタンクトップはもう着ないつもりだ。そう、SIX PACK HAD CAMEとでも書かれたシャツを着ようと思う。もうジョークとは言わせない。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

ニュース, ナレーション, 司会, 歌舞伎, お茶, 俳句, 着物, 元NHKアナウンサー