3月07日(木) 『あるジムの暴挙』

今日早朝ジムに行くと、昨日までなかった館内撮影のお知らせが張り出されていた。何と、3月の水曜日、木曜日、午前9時から11時まで、ジムエリアで館内撮影の予定があると言うのだ。すでに、今日は、撮影を開始していた。撮影と言っても、プロ仕様の機材を使うのではなく、一眼レフのカメラで、写真を撮ったり、動画を撮影していた。プロの様に構成や、構図を決めて、必要な場面を撮影するのではなく、3人の人達が、たがいに筋トレしながら時折撮影している。正直に言って、マスコミ、広告とは全く関係ない、極めてプライベイトな撮影のように見えた。

問題点を上げてみる。①まず、事前に撮影予定を告知するのではなく、当日になって告知した事である。これでは、撮影に合わせて、自分のスケジュールを調整して、撮影にぶつからないように自ら配慮する事ができない。これでは何のための告知なのか、全く分からない。ジムに行ったらばったり撮影中では、迷惑この上ない。②として、貼り紙には、3月水曜日、木曜日、9時から11時まで、ジムエリアで撮影と表示されていた。月に一度や二度くらいなら、スケジュールの調整をするが、同じ時間の撮影である。私は毎日早朝ジムに行くが、これでは、月に8回も、私がトレーニングする午前中の時間とぶつかってしまう。合計16時間も撮影の時間を設定するなど、マスコミで仕事をしていた私としては考えられない。もっと効率的に取材撮影をするよう指導するべきだろう。会員は、利用料金を納めて、営業時間内なら、自由に利用できる権利を持っている。私の様に、午前中にジムに行く人間には、月に8回も、その時間利用できなくなるのは、極めて迷惑な事だ。問題点の③は、ゴールドジムは、都内に何十軒もあるのだから、一店舗に集中するのは避け、平準化して他のジムで取材させるべきだ。何で原宿の会員だけが被害を受けないといけないのだ。まったく原宿の会員の権利を侵害した行為だと思う。④として、何の目的で、撮影を行うのか、その理由をぜひ知りたいし、これだけ多くに日数を撮影に使うなら、公表すべきだ。⑤として撮影する時間が午前9時から11時と同じ時間帯である事。撮影する時間を、同じ時間にせず、別の時間にずらして設定する位の気配りと、節度が欲しいと思う。原宿は、三階と地下二階がトレーニングルームになっているが、場所の限定が必要だろう。今日は、地下で撮影するというなら、3階で自由にトレーニングできるからだ。

ゴールドジムは営利企業なので、撮影を許可する理由があるとは思うが、月に8回、同時間帯に撮影が入るのは、極めて異常で、原宿のローカル会員である私の我慢は限界に達している。是正をお願いしたい。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

ニュース, ナレーション, 司会, 歌舞伎, お茶, 俳句, 着物, 元NHKアナウンサー