11月22日(木) 『ジム選びのコツとヒントを教えます』

ジム選びは、とても難しい。選択を間違うと、入会金や前払いの支払額が、最悪無駄になる事もあるので、経済的損失に繋がりかねない。良く考えて決めるべきだ。

私は、NHKで11回転勤し、40年に渡り、転勤先で必ずスポーツクラブや、ボディビルジムに通ったので、合わせると、十数か所でトレーニングしてきた事になる。正直言って、当たりもあれば、外れもあった。ここで、ジム選びのコツとヒントを考えたい。

筋トレをしたい人は、まず民間のスポーツクラブやジムに入る前に、地元の行政が運営する区民体育館や市民体育館を覗いてみる事をお勧めする。入会金や月払いの会費は必要ないのが嬉しい。1回100円から500円で利用出来るはずだ。千差万別だが、一通りのマシンや、フリーウェイトでできるベンチプレス台やスクワットができるスミスマシン位は置いてあるはずだ。有酸素運動用の自転車やランニングマシーンも数台置いてあると思う。ただ、公営のスポーツ施設は、ベンチプレス台が一台しかないなど、使われていると、順番待ちしなくてはならず、時間的に非効率になりやすいデメリットもある。お役所の経営だから、危険防止の観点で、マシーンだけで、フリーウェイトがなかったり、オープンしている時間が短くて、仕事の前や後に行こうと思ってもいけないケースもある。温浴施設では、風呂、サウナはないことが多いが、シャワーは必ずあると思う。公共の体育施設で、実際にトレーニングしてみて、特に問題なければ、なにより安い料金で利用できるので、ここで筋トレすればよい。利用価値はあると思う。

私の経験では、公営の施設は、利用時間が限られていて、早朝、深夜は営業時間外になる施設も多く、個人ロッカーがなくて、トレーニングの後に風呂に入りたかったので、積極的に利用しなかった。

次の選択肢は、民間のスポーツクラブやジムである。例えば胸を鍛えるとすると、ベンチプレスだけでなく、インクラインやデクラインのマシン、フライが出来るマシンが使いたいと思うようになる。こうした様々なマシンや、フリーウェイトでがんがん鍛えたいと考えると、公営の運動施設では、満足できなくなるので、民間のクラブをお勧めする。充実した温浴施設が必要欲なら民間のスポーツクラブを選択するしかなくなる。

私の経験では、民間のスポーツクラブには、大きく別けて、三つの種類があると思う。一つは、大型のスポーツクラブで、一通りのマシンを揃えて、フリーウェイトもでき、プールもあり、スタジオがあり、温浴施設を充実させたクラブ。二つ目は、マシンは、各社の最新鋭の機種を複数揃え、フリーウェイトも、ベンチプレス台や、スミスマシンを数台置くなど、筋トレ面を充実させたスポーツクラブだ。三つ目は、昔からある町の筋トレ専門のジムだ。フリーウェイトが充実していて、オーナーが元ボディビルダーと言う事も多く、筋トレのアドバイス、指導もマンツーマンで教えてくれる。

後は皆さんの好みで選べばいい。どちらを選ぼうが、私は続けやすいスポーツクラブを選ぶことをお勧めする。お金を払っても、なかなか行けないのでは無駄になる。そこで、続けやすい条件を考えてみた。

1 家か会社から近い・わざわざ行くのは面倒だ。通いやすいのがベスト。

2 定期が使える・・・ジムに行くのに、電車賃やバス代がかかるのは、負担になるので避けたい。

3 設備の充実度・・・一つのパートに一つのマシンだけだと飽きて来る。最新鋭のマシンがあるかどうか。

4 温浴施設の充実・・家の風呂代わりに使え、光熱費を削減できるし、リフレッシュできる。サウナ、

水風呂があれば最高。

5 コーチの質が高い・ジムで、学生のアルバイトが、申し訳程度に立っているだけでは、意味がない。筋

トレのアドバイスや、補助をしてくれる能力がないと不安。コーチの体を見て、ある程度判断できる。

6 客の質・・・・・・客が集中してトレーニングしている雰囲気があるといいし、同年代が多いと、筋トレ

友達もでき、筋トレの相談もできる

7 カフェスペース・・プロテインドリンクが飲めるバーや、食事が出来るスペースがあるといい。

この当たりも加味して、自分好みのジムやスポーツクラブを選ぶことをお勧めする。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

ニュース, ナレーション, 司会, 歌舞伎, お茶, 俳句, 着物, 元NHKアナウンサー