11月12日(月)『インプラントの効用』

私は、アナウンサーと言う仕事をしていて、入れ歯にすると、息が抜けたり、カチカチと音がしたり、仕事面で多少の影響が出る恐れがあった。インプラントは、息が抜ける事はないし、音もしない。自分の歯と同じ感覚で噛めるし、入れ歯独特の臭いもない。アナウンサーにとっては、金に換えられない、強い味方である。

筋トレしている私は、肉食が多いので、ステーキを存分に楽しめるし、固い物でも、バリバリ噛めるのもいいと思う。

今回の右の下の奥歯に2本のインプラントを埋め込み、合計で私の歯には、7本のインプラントが存在する。歯のレントゲン写真を見ると、綺麗に7本のインプラントが見える。1本30万円として、280万円かけたことになる。車一台は間違いなく買えたと思う。インプラントの寿命は10年と聞いたが、古い物は、もう10年以上経過している。丁寧にメインテナンスすれば、死ぬまでの長い間使えそうだ。そう考えると、安い買い物かもしれない。

顎にドリルで穴をあけ、支柱を立てて、義歯をねじ止めするインプラント手術。怖い、恐ろしいと思う方も多いと思うが、心配することはない。歯医者に行くと痛い思いをするという固定観念があるが、痛さは、歯に穴をあける時に、薄く感じる程度で、部分麻酔をするので、神経に触れて、激痛が走る事はない。私は、インプラント手術、高額の医療費はかかるが、歯の悪い方には、是非お勧めしたい。腕のいい歯医者を見つけて、是非トライして欲しい。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

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