11月11日(日) 『歯のインプラント完成、これからなんでも噛める』

夏前に、歯のインプラント手術を始めたが、10月10日に、ようやく義歯をねじで止め、インプラント手術が完了し、食物が、普通に、ごく当たり前に、噛めるようになった。完成から一ヶ月経過したが、まったく問題なく、まるで自分の歯のように機能している。

歯のインプラント手術を行なった事がない人に、インプラントを簡単に説明すると、ブリッジが外れて、土台の歯の根が折れていたり、部分入れ歯にするしかない場合に、ブリッジの土台になっていた歯を抜き、歯肉を切って開けて、顎の骨を露出させ、顎にドリルを使って穴を開け、そこにチタン製の足場を埋め込み、暫くそのままにしておくと、チタンが顎の骨と同化して固定されるので、このチタンの足場に義歯をかぶせて螺子で固定するものだ。

入れ歯は嵌めたり、外したり、殺菌したり、メインテナンスが大変だが、インプラントは、手術で義歯を固定した瞬間から、取り外す必要がなく、メンテナンスフリーで、従来の自分の歯と同じように機能するので、固い物でも思い切り噛めるし、擦り潰せる。豆でも、煎餅でも、烏賊でも、ステーキでも、鮑でも、思い切り噛んで食べることが出来るのである。

歯のインプラント手術は高額の医療費がかかる。保険は効かない自由診療なので、奥歯の2本のインプラントを完成させるのには、71万円と言う高額の医療費を取られてしまった。高額ではあるが、お金で、この便利さが買えるなら出費も痛くはないと思う。むしろこの先の健康長寿を考えるなら、何でも噛み切れ、磨り潰す事が出来る訳で、プラスになるのは間違いない。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

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