11月2日(金) 『パーソナルトレーナー伊勢龍顕さんの指導理念は、軽重量で筋肉に効かせる事』

ボディビルの基本は、徐々に重い重量を、上げたり下げたり、引いたり押したりしながら、徐々に筋肉を肥大化させる事にあると思う。

私の経験で言えば、例えば、ベンチプレスなら、最初は40キロで数回しか挙げられなかったが、トレーニングを続ける事で、40キロで10回挙げられるようになり、次に少し重さを増やして50キロにして、又10回上がるまで頑張り、このように少しづつ重さを増していき、重量が増えるに従って、筋肉も大きくなって行ったと記憶している。実際、重さに対応するだけの筋肉が付いて来たと言う実感が確かにあった。

ベンチプレスもだんだん高重量が上がるようになると、狙いの筋肥大よりも、高重量を挙げる事が目標となり、大胸筋を鍛えるベンチプレスだが、腕の力、脚の力などを総動員して挙げるようになり、いつの間にか胸の筋肉を鍛える事を忘れて、高重量を上げる事が目標にすり替わってしまった。結局、大台の100キロを超えて、112,5キロまで挙げられるようになったのだが、大胸筋の力だけで挙げられるのではなく、ブリッジをかけ、体全体の筋肉を使っての結果だった。この時点では、重い重量を上げられる事に有頂天になり、大胸筋の肥大の事は、忘れてしまっていた。

去年の12月、伊勢龍顕さんに、パーソナルトレーニングを教わるようになり、高重量への挑戦は止めた。現在は、軽い重量で、筋肉に効かせるトレーニングに切り替えている。トレーナーの伊勢さんに、これまでの考え方から、切り替えさせられたのだ。

伊勢さんは、高年齢者には、軽い重量で、筋肉に効かせるトレーニングを薦めている。一つ一つの種目を精査して、鍛えたい筋肉をピンポイントで鍛えるように指導している。ベンチプレスを例にとると、脚を台の上に上げて、脚で踏ん張る力は廃して、バーの上げ下げを大胸筋の力だけを使って鍛えるように指導される。40キロでも、下げる時に、力を抜かず、ゆっくりと降ろすと、胸が割れるようで、十分胸に効いている事を実感できた。

胸の日に、これまではベンチプレスから入る事が多かったが、今日、伊勢さんは、最初にストライブのペクトラルフライを行わせた。胸の筋肉だけを使って、絞るように行えと、指導を受けた。腕で押すのではなく、肘で押し込むようにアドバイスを受けたら、これだけで胸がパンプし、驚いた。鍛えたい筋肉だけを意識して、鍛える重要さを、痛感した。

伊勢さんには、高年齢で、関節や骨を痛めると、筋トレ出来ない体になってしまう、と半ば脅されたので、67歳と高年齢の私は、関節や骨の怪我が怖くなった。これまでにも肩が痛いとか、脚が痺れる事が有ったが、骨折もなく、重大な関節を痛める怪我もなく過ごしてきたので、筋トレ出来ない体になるのだけは勘弁だ。高重量を追い求めてトレーニングするのは止める事にした。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

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