10月21日(日) 『筋トレ後は温泉でリフレッシュ』

NHKでは11回転勤し、東京以外に、高松、青森、札幌、仙台、長野、松山、前橋と各地で仕事をしてきたが、なかでも松山局に勤務した時には、道後温泉本館のすぐ近くにアパートを借りて、毎日、温泉に通う幸せな日々を送ることができた。

坊ちゃんが入浴した事で知られる道後温泉本館は、6時から営業しているので、出勤前に朝風呂に行き、夜は11時までの営業なので、寝る直前に温泉に行き、ビールを飲んで寝ると言う、一日に二度温泉に浸かる暮らしを満喫した。温泉が間近にある生活は、素敵だった。仕事の疲れを癒してくれるだけでなく、明日への活力を生んでくれたからだ。

3年間、毎日道後温泉本館に通う生活習慣が生まれ、私は、次第に温泉好きになった。でも東京に帰ると、温泉に行きたくても、近所にはなく、残念な思いをしていたが、巣鴨に天然の温泉がある事が、分かり、再び温泉ライフが復活した。

数年前、たまたま、お墓参りに行った際に、この温泉の存在を知ったのである。家のお寺は、巣鴨にある寂円寺だが、巣鴨駅に、温泉の案内があり、気が付いた次第だ。名前を、染井温泉サクラの湯と言い、天然温泉である。それ以来、父母の墓参りの後には、必ずこの温泉に行く事にしてきたが、定年後、筋トレを本格的に始めた事もあり、一週間に一度は、さくらの湯に行く事が習慣になって来た。

筋トレの疲れを取るには、温泉は効果的だ。定年後は、好きな筋トレをして、温泉に入る。何と素敵なシニアライフではないか。巣鴨の温泉の泉質は、含ヨウ素ナトリウム塩化物強塩泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛に効くとある。口に含むとしょっぱいが、筋トレの疲れを取るには、最適な温泉なのである。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

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