2月8日(木)『大会まで87日、番組から裸の写真を使いたいとオーダー、お断りした。今日は脚』

 昨日、首都圏ネットワークの仕事を終わると、ニュースチェックイレブンのディレクターが訪ねてきて、番組で私の裸の写真を使いたいと言ってきた。突然だったので、えっ、なんでと思った。私が筋トレに熱を入れていると言う事を、誰からか聞いたのだろう。協力したい気持ちはあったが、腹筋がカットしていない、脂肪でぶよぶよの身体では、グロだろうと思い、丁寧にお断りした。大会当日、5月6日なら喜んで協力したいと思う。   

6時半に起き、7時半に家を出て、ジムに向かう。依然として、原宿駅からジムまでの、歩道に、少なくなってはいるが、残雪が残っている。雪は消えるものと思い込んでいたが、しぶとい、なかなか消えない物だ。

 ジムでは、伊勢コーチに、足を鍛えてもらった。今回は、㊵のアダクターと、㊶のアブダクターを行った。二つとも始めて行った種目である。足のセパレーションを際立たせる種目である。それぞれ、締める、広げる事を重点に行った。アブダクターは、27,5キロで15,32キロで15回、41キロで10回、8回と行い、コーチの補助で15回まで行った。アブダクターは、32キロ20回3セットを行った。

次にスクワットを行うと思ったのだが、レッグエクステンションを行った。脚を上げて、伸ばし切り、ゆっくりと降ろしてくる事を重点に鍛えた。爪先は立てて、行う必要がある。足がしびれる位に行う。22,7キロ20回、いきなり40,8キロに増やし、8回までは自分で挙げられたが、その後7回、コーチの補助でやらされた。31,7キロに減らしたが、10回で上がらなくなり、先生の補助で15回、3セット行い、やっと終了した。地獄の責め苦である。思わず声を上げてしまった。一人でやる時には、ここまで追い込めない。やはりパーソナルトレーナーがいればこそである。伊勢さんの柔和な顔が、鬼のように見えた。足がパンパンになり、もう次の種目を行う気力がなくなりかけたが、次は、レッグプレスを行った。

レッグプレスは、40キロ10回からスタートした。この重さならさほどの負荷ではないので、軽くできた。次に、80キロで10回1セット、ここまでは普通にできたが、120キロになると、重さを直に感じる。脚の裏全体で、踏み込んで、重さを跳ね返すようにした。ハムストリングも意識して行った。踏み込んだ時に、脚を伸ばし切ってロックさせないように注意される。上げたら休むことなくゆっくり降ろし、降ろしたらすぐに上げていくように指示をだされる。脚を伸ばし、そしてゆっくりと降ろして来て、太腿と脹脛が突く位まで引く事を重視した。120キロ9回、先生に補助してもらい1回、合計10回挙げた。更に8回プラス2回、最後は6回挙げた所で、自覚症状がなくなったが、先生の補助で、10回迄挙げて終了。悲鳴と共に、もう立ち上がるのも辛くなった。

レッグカールは、ハムストリングを意識して行った。32キロ15回1セット、36キロは13回+2回、32キロ11回+4回と、先生の補助が入り、終了した。ハムストリングがつりそうだ。

最後にカーフレイズを行う。30キロ30回2セットで、今日の脚の筋トレを終了した。

今日は、伊勢コーチに、レッグエクステンション、レッグスクワットでは、悲鳴を上げるほど、追い込まれてしまった。今日の筋トレ、辛かったし、厳しかった。これまで足は結構鍛えてきた。お神輿を担いでいるから脹脛の筋肉は自信があったし、スクワットでは、130キロ上がるし、レッグプレスは220キロを上げていて、自分では脚が太いと思っていたからだ。が、伊勢コーチの狙いは、太くすることではなく、足のディフィニションを良くする事なので、これまでと違った,やったことがない種目も多く、その分、きつかった。レッグエクステンションが、一番きつかった。思わず声が出てしまった。まるでSMである。歩こうと思っても、足が、ふらふらして、自分の身体を支えることができず、歩くのもやっとであった。これが、本当に脚を鍛えると言う事なのだろう、この事を実感して、仕事に向かった。


鈴木桂一郎アナウンス事務所

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