平成29年11月10日(金)『BS句会、一句も入らずがっかり』


秋晴れの天気である。朝ジムで、肩を鍛えて、11時に、局に向かった。

日本ハムの大谷選手が、ついに大リーグに挑戦する事が決まった。日本ハムが、同意し、いよいよ大リーグへの、船出が決まった。ニュースとニュースの合間には、今日の夜行われBS句会に出す俳句を考えた。19時に句会が始まったが、5句出して、一句も選ばれず、がっかりした。

BS俳句出品作を書く。

ハロウィンや袈裟の僧持つ魔女図鑑

秋高し窓拭き職人登る空

銀婚の心の壁に氷雨かな

太陽と鉄と筋肉憂国忌

三島忌やボディビルと言うマゾヒズム

で、5句だしたが、一句も誰も取ってくれなかった。BS句会では、誰も取ってくれないのは仕方がない事で、言葉を並べて、得意がる俳句には興味がなくなっているからだ。今回、自分が選んだ句も、凄いと思う句はなかったのが、その証拠である。


ハロウィンや袈裟の僧持つ魔女図鑑

この句は先日、ハロウィンの前日、渋谷センター街を帰宅するため歩いていたら、袈裟衣をまとった、若い僧侶が二人が歩いていて、次々と、仮装した若い女性たちが、「写真良いですか?」と頼まれ、にこやかにVサインをして、写真に納まっている光景を、この目で見たからである。当初は、「ハロウィンや僧侶法衣でVサイン」だったが、当日の兼題が、図鑑、だったので、魔女姿の女の子が大勢いたので、魔女図鑑を勝手に作り、つけたものだ。


秋高し窓拭き職人登る空

先日、秋晴れの早朝、原宿のジムに行ったが、曲線に曲がった窓を、拭いていた。屋根から、職人が腰かけたボードが、降りてきながら、窓をまず、水をかけて、タオルでふき取りながら降りていく、窓を輝かしていく。秋の陽射しが、窓が綺麗になると、きらきらと飛び込んできて、再び、屋上に向かって上がって行く光景を読んだ句である。


銀婚の心の壁に氷雨かな

今日は昭和歌謡を、読み込んだ句を、一句作らないといけない。私達夫婦は、11月3日、結婚30年を迎えたが、どの夫婦にも、仲が良い風を装っても、どこか、とげとげしかったり、生涯語らない秘密もあるだろう。しかしお互いの、気遣いで、平穏を装っているのだ。しかし、何らかの理由で、時には一気に、調和が崩れる時がある。相手の浮気であり、不倫であるかもしれない。心の中に、氷雨が降るのである。


太陽と鉄と筋肉憂国忌

三島由紀夫のインタビュー集が本となり発刊された。インタビューだけでは、本の体裁にたりなかったのであろう、エッセイ集の、太陽と鉄が、一緒に本に再録された。太陽と鉄は難解なエッセイ集であるが、要は、太陽と鉄で、筋肉を作ったと言う事であろう。で素直に、筋肉をつけてみたのが、この句である。


三島忌やボディビルと言うマゾヒズム

三島由紀夫は、ボディビルで、身体を変えて、マッチョな体を作り考え方も、マッチョになり、切腹して死んだ。三島由紀夫には、切腹願望があった。憂国と言う切腹映画を作ったし、友人通しで、切腹の演技も随分したようで、写真も残っている。三島はゲイで、ウケであったと伝えられている。こうした事を考えると、三島にとって、ボディビルとは身体を作る、運動であり、被虐性はあるだろう。のめり込んで至ったのは、痛みを受忍する、まぞっけがあったのではないかと確信しているのだ。