2016年6月8日(水)『歌舞伎コラム  松竹歌舞伎会』

 毎月8日は、松竹歌舞伎会ゴールド会員の、歌舞伎座の来月分のチケットの売り出し日である。歌舞伎会の会員は、一般発売日の前に、優先して、チケットの予約が入れられる。行きたい日にチケットが取れる、大変便利な制度である。

歌舞伎座のチケットは、かつては歌舞伎茶屋を通して買ったり、役者の番頭さんに頼んで購入していたのだろうが、現在は電話予約や、インターネット、あるいは後援会を通じて購入するのが、普通である。こうした中で、一般人が、簡単にチケットを手に入れる事ができる歌舞伎会と言う存在は、歌舞伎と庶民を繋ぐアイテムとして、便利で、利用価値が高い。

 歌舞伎会は、一年間の歌舞伎座の購入チケットの実績により、一般会員、特別会員、ゴールド会員と三段階に分かれていて、ランクが分かれている。毎年28回公演を観ると、ゴールド会員になることができる。一番優先してチケットを手に入れる事ができる。私は、もう20年以上ゴールド会員を維持している。一般の発売が、毎月11日なので、それより四日早くチケットが予約でき、人より先んじていい席の切符を手配できるので、私は、いつも、利用しているが、特に、襲名披露興行とか、正月のチケットなどは、一般販売日では、売り切れてしまう事もあるので、必ずチケットが手に入るこのシステムは、素晴らしいと思う。しかも松竹の配慮の素敵な所は、18000円の一等席だけで、28回見ても、4000円の三階B席で28回見ても、同じ28回として、会員を維持で来るシステムを許容しているところにある。

 今日は、10時の受け付け開始から電話をかけ続け、1時間立って、ようやく11時に電話がつながり、予約が完了した。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

ニュース, ナレーション, 司会, 歌舞伎, お茶, 俳句, 着物, 元NHKアナウンサー