令和2年1月1日(水)『パーソナルジム人気は続くのか』

ここ数年筋トレブームが続いている。ライザップの登場、ゴールドジムの多店舗化、街中には24時間営業の価格を安く抑えたジムの看板が目立ち、更には、マンションやビルの一室を借りて、パーソナルトレーニング専用のジムが雨後の筍のように増えてきた。パーソナルトレーナーの1対1の親身の指導を売り物にして、高額な料金を取るジムである。大会で優勝して注目された選手や、Uチューブで人気者になった人が経営しているジムも多い、筋トレブームに乗り、増えてきたパーソナルジムは、この先どうなるのだろうか。

パーソナルトレーニングを売り物にしているので、価格はとても高い。高価格帯のジムに通うことが出来る人は元々少ない。痩せるだけなら、ライザップのように短期間で痩せることも可能かもしれないが、パーソナルトレーナーをつけて、効率的にレーニングしても筋肉は、すぐにはでかくはならない。1年に1キロ筋肉が増えれば、恩の字なのだ。高い料金を払っても、革命的に筋肉は肥大しないので、高い料金を払い続けるのは、もったいないと考える人が出てきても不思議ではない。流行に乗って増えたパーソナルジムも、こうして考える、経営は難しくなりそうだ。

鈴木桂一郎アナウンス事務所

ニュース, ナレーション, 司会, 歌舞伎, お茶, 俳句, 着物, 元NHKアナウンサー