3月28日(木)『小沼さんのポージングメモ』

小沼さんのポージングのパーソナル指を受けた。

最初の規定ポーズであるフロントリラックスからして指導の手が入った。私は、これまで、弱点である三角筋を大きく見せようと、肩を上げて広背筋を潰すように構えていたのだが、完璧に否定された。まず脚を固めてから、広背筋を広げていきながら、広がったところで、手を乗せればいいと教わった。大きく息を吸い込んで、腹を絞る。こうしたやり方だと、大胸筋に緊張が走り、広背筋がその後ろに広がり、Vシェイプが強調されると思った。

次に、サイドリラックスは、時計回りに90度回るが、右手を床に水平ではなく、手を下ろせと指示された。手を下ろす事で、腹の絞りがより強調されるし、右の大胸筋を大きく見せられるようだ。手を下に向けた方が体の絞りも強調されていいと思う。

リアリラックスは、フロントリラックスと同じで、広背筋を広げた上で、手を乗せるように注意を受けた。身体をそらし気味にして、立つ事。脚を固めて、ハムストリングを忘れがちになるので、注意するよう指導を受けた。

フロントダブルバイセップスは、多少誉められた。左足のカットの方が、右よりいいと小沼さんに言われたので、右足に重心を置き、左足を流して、母指球で床を押し込むと、脚のカットが浮き上がる。縫工筋が綺麗に出ていて嬉しくなる。脚のカットを出し続けるように注意を受けた。上体は特に注意を受けなかったが、手を少し上加減に置き、胸に息を大きく吸い込んで、前腕は立てて、耳の後ろに置く事。こうすると広背筋が拡がるようだ。掌を握り、内旋させると、上腕二頭筋が強調される。腹は吸い込んで、バキュームする事を忘れないように。

フロントラットスプレッドは、脚を固めて、大きく呼吸をして胸を膨らませ、腰をサイドから強く押して、更にあばら骨を持ち上げるように注意を受けた。腰をサイドから強く押すと、胴回りを細く見せる事ができる。なるほどと思った。サイドを押すと、なぜか腹筋も強調できそうだ。

サイドチェストは、右手の二頭筋の方が血管が良く見えるので、右手を使う。上腕二頭筋、三頭筋、三角筋が分離して見えるポイントを覚えて置く事。二頭筋のピークが一番出る所も、覚えていないと駄目だ。手は水平を保ち、腹はバキュームして、身体を捻る。左胸はマスキュラーポーズで、左手で胸を押して、左胸を強調するように教わった。右足を爪先立ちして、腓腹筋を強調する。

バックダブルバイセップスは、どちらかの脚を引き、ハムを忘れずに、尻に力を入れる事、上体をそらし、手を心持ち上に上がて、前腕を斜めに引く事。

バックラットスプレッドは、両手で、腰のサイドを掴んで強く押し込む事。こうする事で、背中の広がりを、より強調できる。尻に力を入れ、ハムを出すのを忘れない事。

サイドトライセップスは、三角筋、三頭筋が大きく見えるポイントを探す事。胸を反らせないで、逆に広背筋を広げる感じで立つ。この種目はまだ未消化である。右足を前に出して、左足を引き、左足を爪先立てて、腓腹筋を強調する。右足のカットを出す事を忘れないように。

アドミラルサイは、高齢者は腹が弛むから、その弛みを、なるべく見せないようにすることがポイントとなる。手を組んで、両手を頭の後ろに置き、引き上げて、腹の皮を伸ばす事。上体は反らせて、腹に力を入れて、息を吐き、腹筋を強調する。顔は下げない事。誤魔化しのテクニックを教わった。


鈴木桂一郎アナウンス事務所

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