令和3年2月5日(金) 「歌舞伎座2月公演。2部を見る。お染久松色読取、神田祭」

2時15分から歌舞伎座の第二部を見る。玉三郎と仁左衛門の、かつての孝玉コンビの再現で、場内の座れる席はすべて埋まった。昨日の不入りとは大きな違いで、やはり歌舞伎ファンは、同じ金を払うなら、二部を見るという事なのだろう。私は、今日は一等席で見たが、1万5千円払っても十分楽しかったし、美しい二人の演者を見る幸せを感じた。昨日の本朝二十四孝、十種香と泥棒と若殿で比較しては申し訳ないが、今日の方が金を払った価値があったと思う。平たい言葉で言えば、1部はつまらなかったという事である。