2022.01

令和4年1月13日(木) 「新橋演武場、海老蔵のプぺルを見る」

令和4年、歌舞伎座、国立劇場を全部観て、最後に残ったのが、市川海老蔵の新橋演舞場のプぺルだった。木曜日ながら、演舞場は、満員の客で、若いカップルや家族で見に来ている客も多く、子供からお年寄りまで、普段は歌舞伎座では、見かけないお客さんが目立っていた。ベストセラー絵本、『えん...

令和4年1月6日(木) 「歌舞伎座1月2部。春の寿として三番叟と萬歳。櫓清の夢」

春の寿として、長唄の三番叟と竹本の萬歳の舞踊二題が演じられた。三番叟は、めでたい踊りなのだが、梅玉には、品があり、格調は漂うが、正月の目出度さは感じなかった。万歳は又五郎と鴈治郎、何か地味で、こちらも目出度い感じが薄かった。正直言って、どこが目出度い、おもしろいのか分からず。それ...

令和4年1月4日(火) 「国立劇場歌舞伎、南総里見八犬伝」

正月の国立劇場は、お馴染み尾上菊五郎が中心になった正月興行で、今回は、南総里見八犬伝の通しである。菊五郎劇団総出演の舞台で、今の時代の流行を取り入れた笑いあり、大掛かりな立ち回りもあり、正月らしい肩の凝らない、楽しい舞台だった。ドローンが出てきたり、オリンピックでのドローン...

令和4年1月3日(月) 「歌舞伎座初芝居、第一部、一條大蔵譚。祝春元禄花見踊り」

歌舞伎座の一部を見る、勘九郎の一條大蔵譚と、祝春元禄花見踊の二本。勘九郎は、平成13年歌舞伎座で、大蔵卿を初役で務め、中村座での勘九郎襲名披露興行でも務めている。いつまでも父勘三郎を持ち出しても仕方がないが、今回の勘九郎の、大蔵卿は、勘三郎そっくりで、懐かしくて、涙が出た。勘三郎...

令和4年1月2日(日) 「歌舞伎座初芝居、第三部、岩戸の景清、義経千本桜川連法眼館の場」

歌舞伎座の第3部は、岩戸の景清、義経千本桜川連法眼館の場の2本。今年も、コロナの影響で、浅草歌舞伎がなく、浅草に出演する予定だった、尾上松也を軸に、巳之助、隼人、苔玉、米吉、新伍、歌昇ほかの若手花形が勢揃いし、岩戸の景清がでた。光が失われた江ノ島に、源氏方の武将が集まり、光が届く...